◎根管治療とは?
根管治療(歯内療法)というのは、歯の内部(根管や歯髄)に侵入した細菌の切削・消毒をおこない、再度細菌が増殖・侵入しないために、緊密に封鎖するまでの治療をいいます。
歯の内部には、神経や血管など様々な組織があり、これを歯髄(しずい)と呼び、歯髄が存在する歯の内部を「根管」と呼びます。わかりやすく神経の治療と呼ぶことが多いでしょう。
歯髄は神経によって知覚を司るだけでなく、血管を通して歯に栄養や水分を送る役割や、細胞(歯の幹細胞)によって歯の修復や再構成をおこなっています。
根管治療とは、重度のむし歯治療です。
細菌が歯の内部の歯髄にまで深く感染すると、歯に痛みが現れます。
放置しても治ることはなく、悪化していき、歯の内部や骨が溶けていきます。
そのため早急に治療が必要です。